【カリ欠乏症状について】

症状；

• 若い葉は最初のうち、濃い緑色で光沢感があり、縮れていることもあります。葉の上面が赤銅色になってくることがあります。淡い緑色の斑点が葉脈の間に現れ、ウイルスに侵されたときの状態にも見えます。
• カリ欠乏が深刻だった場合は、葉の辺縁部から枯れ始め、全体に広がっていきます。
• 深刻な症状になってしまうと、成長点（生長点）にも影響が出てしまいます。

対策；

• 土壌分析を行い加里量を確認して、産地基準に対して過不足が無いように加里量を設計する 。
• 土壌分析をしてない場合は、産地基準量を投入する。

＊大切なことは、植付前または培土時に適切な加里を土壌に施用することです。過剰施用すると、苦土加里比が崩れマグネシウム欠乏を起こす危険性もありますので生育期間中は、植物体を観察し保険でマグネシウムの葉面散布をするのをおススメします。